■はじめに
「ヒューマノイドを買ってみたい。でも、どこでどう買えるのか分からない」──。人型ロボットに興味を持った方が最初にぶつかる壁です。店頭に並ぶ商品でも、気軽に購入ボタンを押せる商品でもなく、海外メーカーが多く、価格が非公開のケースもあります。
GMO AIRは、世界中のヒューマノイド(人型ロボット)を5機種以上、実際に購入して社内で動かし続けています。この記事では、価格そのものより一歩手前の「どこで、どう買うのか」という購入プロセスに絞って解説します。各機種の具体的な価格は、別記事「ヒューマノイドロボットの価格は?5機種を実機購入したGMO AIRが解説【2026年】」をあわせてご覧ください。
■購入方法は大きく3つ

国内代理店・販売店から買う
もっとも現実的な方法です。海外メーカーの人型ロボットの多くは 国内代理店経由で購入でき、Unitree G1などの研究・教育向け機種は 個人でも購入可能です。契約・支払い・問い合わせが日本語で完結し、 国内での修理・保守や輸入手続きの代行を受けられる一方、代理店 マージンが上乗せされる場合があります。初めての方に最も安心。
国内正規代理店
- GMO AI&ロボティクス商事(GMO AIR)(Unitree Robotics 国内正規代理店/2026年6月契約締結、販売・導入支援・保守をワンストップ提供)
海外の公式代理店
- RoboStore(Unitree Robotics 北米〈米国〉公式代理店)
- Synergy Tech(Unitree Robotics スペイン・ポルトガル公式Gold代理店)
- RobotShop(Unitree Robotics 公式パートナー/カナダ拠点、北米・欧州展開)
メーカーから直接買う
Unitreeなど一部メーカーは公式サイトから直接注文できます。 代理店マージンが乗らず本体価格を抑えられる反面、やり取りが 英語・中国語になり、輸入通関・関税・送料や、故障時の海外との サポート対応、技適など国内規制の確認を自分で行う必要があります。 コスト最優先の法人・研究機関向けです。
メーカー直販サイト
「通常版」か「二次開発可能版」かを選ぶ
購入経路とは別に重要な選択です。展示・教育・社内デモなら、 用意された動きを再生する「通常版」で十分。自社で新しい動きを 開発・研究したいなら、プログラミングできる「二次開発可能版」が 必須です。GMO AIRが運用しているのもすべて二次開発可能版で、 こちらは価格非公開のことが多く、見積もり依頼が基本になります。
■購入までの流れと注意点

流れとしては、まず用途を明確にし(展示か研究か対人サービスか)、用途に合った機種と版を絞り込んで見積もりを依頼、納期・保証・サポート範囲を確認したうえで発注・納品、という順序です。納品まで数週間〜数か月かかることも珍しくありません。
最も見落とされやすいのが、本体以外のコストです。ヒューマノイドは買ってもすぐ目的どおりには動きません。特定の動きを覚えさせるには、モーションキャプチャ撮影、エンジニアの調整工数、強化学習用のGPU搭載PCなどが別途必要で、GMO AIRの実績では1つの動き(ダンス1曲程度)を運用に乗せるまでに本体とは別に約100万円規模のコストがかかっています。部品の劣化・故障もあり得るため、保証や修理体制の事前確認も欠かせません。ヒューマノイド購入は「機体価格」ではなく「目的の動作を運用に乗せるまでの総コスト」で判断するのが妥当です。
■GMO AIRの「ヒューマノイド.shop」という選択肢

「海外メーカーとの直接交渉は不安」「日本語で信頼できるところから 買いたい」という方に向けて、GMO AIRは「ヒューマノイド.shop」を 運営しています。ロボットメーカーと代理店契約を結び、Webから 気軽に人型ロボットを購入できるECで、本体だけでなくハンド・ センサー・外装などのパーツやソフトウェアを、用途に応じて選んで 組み合わせられるのが特徴です。実際に5機種以上を購入・運用してきた 知見をもとに、機種選びの段階から相談できます。
■「いきなり買うのはハードルが高い」と感じた方へ

「数百万円を投じて購入し、運用に乗せるのは難しい」と感じた方には、購入以外の選択肢として「ヒューマノイド派遣サービス」もあります。あらかじめ動作をプログラムした人型ロボットを現場へ派遣し、稼働・メンテナンスまでGMO AIRが責任をもって運用する役務提供型のサービスで、最短1か月から実証を始められます。Unitree G1は派遣・レンタルで1日10万円〜が目安です。
購入・派遣いずれの場合も、まずは目的や活用シーンからご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。
(https://ai-robotics.gmo/contact/)